ソイキャンドルって知ってますか?
おしゃれなおうちのインテリアとして使われることも多く、韓国で人気なこともあり、『韓国キャンドル』とも呼ばれています。
アロマオイルを混ぜて作ると、アロマキャンドルにもなり、リラックス効果が期待されます。
今回私が作ってみたソイキャンドルがこちら!
色んな形があってかわいい!でも作るの難しそう……。
私も作る前は難しそうなイメージがありましたが、実際に作ってみて意外と簡単に作れることが分かりました。
また、キャンドル型は一度買えば何度も繰り返し使えるので、たくさんキャンドル作りに挑戦することができます。
初心者でも楽しく作れて、何度もキャンドル作りに挑戦できるので、おうち時間にぴったりです♪
私が実際に作ってみた作り方を写真付きで分かりやすく説明していきます。
この記事では、ソイキャンドルの中で定番な『ボンボンキャンドル』の作り方を中心に紹介します。
このボンボンキャンドルと同じ作り方で他のキャンドルも作れるようになります♪
それでは実際にキャンドル作りについて、写真付きで詳しく見ていきましょう!
ソイキャンドルって?
ソイキャンドルとは、大豆(ソイ)からできた植物性油が原料になっているキャンドルです。
火を灯し燃えることで、空気中の不純物を減らし、空気を浄化させる作用があるそうです。
キャンドルを燃やした時に出るにおいも、人工的なにおいを感じさせないところも魅力です。
また、基本的に有害物質を含まないので、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心して使えます。
ソイワックスが、万が一衣類についてしまっても、水溶性なので、温めた石鹸などを使えば取り除くことができます。
キャンドル作りに必要な材料・かかる金額
さて、ソイキャンドル作りに必要な材料と、具体的にかかる金額を紹介します。
※金額に関しては、購入先によって変わってくるので、参考程度に見てもらえたら嬉しいです。
必要な材料
今回私が用意した材料はこちらです。
たくさん準備する物が必要なんだね!
写真で見るとたくさん必要に見えますが、もともと家にあるものも多かったです♪
- キャンドル型(シリコンモールド)
- ホーロー鍋
- 温度計
- ソイワックス
- クレヨン
- アロマオイル
- タコ糸
- 割りばし
- 紙コップ
- 平皿
- 竹串(つまようじ)
- 計量機
上記にあるものを揃えればキャンドル作りができます。
詳しく見ていきましょう!
必要なものの詳細
キャンドル型(シリコンモールド)
キャンドル作りに必須な型です。色々な型がありますが、今回は定番の型を揃えました。
購入先はフリマアプリです。
メルカリやラクマなどで多数出品があり、楽天やアマゾンより安価でした。
韓国で流行っているので、韓国系のインテリアが買えるサイトでも購入できると思います♪
ホーロー鍋と温度計
こちらは、家にあれば特に購入する必要はありません。
ただ、料理に使うものとキャンドル作りで使う物は分けたいという方は、購入をおすすめします。
私が購入したホーロー鍋は、注ぎ口がついていたので、キャンドル型に注ぎやすくて使い勝手が良かったです♪
ホーロー鍋がない場合、手持ちの鍋にビーカーなどを入れて代用することも可能です。
温度計は、100度まで測れるものであれば問題ありません。
ソイワックスは低温で溶かして使うので、あまり高温まで測れないタイプでも使用できます。
ソイワックス
こちらもキャンドル作りに必須な材料『ソイワックス』です。
ハードタイプとソフトタイプがあり、用途によって分けて使うこともあるみたいですが……
とりあえず私が今回購入したソフトタイプのソイワックスだけで作ってみましたが問題なく作れました。
キャンドル作りをもっと極めたい方は色々なワックスを試してもいいかもしれません。
大きなボンボンキャンドルを1つ作るのに約200g程度なので、1kgのソイワックスを購入すれば、小さい型も含めて8個ぐらいのキャンドルが作れます♪
ソイワックスをわざわざ購入しなくても、100均で売っているろうそくを溶かして代用することも可能です。
まずは、お手軽な物から試してみるのもいいと思います♪
クレヨンとアロマオイル
クレヨンはキャンドルの色付けに使います。
キャンドル用の着色材も売っていますが、クレヨンでも十分可愛く色付けができるのでおすすめです。
淡い色なら、ほんの少しクレヨンを削るだけで作れるので1セット買えば長持ちしそうですね♪
右の写真はアロマオイルです。
アロマオイルはお好みでキャンドルに香り付けするために使います。
インテリアのためにキャンドルを作りたい方は特に用意する必要はありません。
100円ショップでもたくさん売っているので、好きな香りがあればぜひアロマキャンドルとしても楽しんでくださいね♪
説明しなかった他の材料は、作り方のところで紹介します。
基本のソイキャンドル(ボンボンキャンドル)の作り方
キャンドル型を掃除する
キャンドル型にほこりやごみがついていると、せっかくキャンドルが完成した時にそのままほこりやごみの模様がついてしまいます。
▼掃除しないで作ったキャンドル▼
形と色は可愛くできたのに、完成して型から取り出してみると、ごみや髪の毛がたくさんついていて残念な仕上がりになってしまいました……。
私のように失敗しないでほしいので、必ず型を掃除してから使ってくださいね。
キャンドル型にタコ糸を通す
タコ糸をろうそくの芯として利用します。
まず、つまようじか竹串でキャンドル型に穴を開けます。
開けた穴にタコ糸を通します。
ソイワックスの軽量
同じ色で作るキャンドル型分のソイワックスを一度に計量します。
キャンドル型によって、必要なソイワックスの量は異なります。
大体、水の重さとソイワックスの重さは同じなので、型に水を入れて重さを測ると正確に測れるみたいです。
大きいボンボンキャンドルは水を入れると約160gなので、180g用意すれば大丈夫でした!
ただ、毎回測るのは大変なので、多めに作って大体の量を把握していくことをおすすめします。
ソイワックスを溶かす
さて、いよいよソイワックスを火にかけます。
ソイワックスは温度を上げすぎるのは良くないので、割りばしでかき混ぜながら低温で溶かしていきます。
上の写真のように、熱するとすぐに溶けてきます。
溶かす際に温度計を入れて温度が90度以上にならないように注意しながら見てください。
クレヨンで色付けをする
色付けをする場合は、ソイワックスが溶けた時に、クレヨンを少量ずつ入れてください。
写真ぐらいのクレヨンの量を入れてソイワックスに混ぜます。
溶かしている時はこんな色をしていますが、固まると……
淡い茶色のキャンドルが出来上がりました。
皆さんもクレヨンの量を調整しながら、お好みの色を試してみてください♪
ちなみに、クレヨンを溶かすのが足りないと……
写真(右)の茶色いキャンドルのように上の部分にクレヨンの色素が沈殿してしまいます……。
しっかり混ぜて色が均一に入るようにしてください。
★アロマキャンドルを作りたい場合★
粗熱が取れた段階で、数滴アロマオイルを垂らして混ぜます。
香りの強さはお好みで調整してみてください♪
キャンドル型にソイワックスを流し入れる
ソイワックスの温度が60度~80度ぐらいになったら、ゆっくりと少しずつキャンドル型に注ぎます。
※余ったソイワックスはまだ使うので、ホーロー鍋に入れておいてください。
あふれないように気を付けて、ぎりぎりのところまでソイワックスを注いだら、タコ糸を中心になるように引っ張り、割りばしで固定します。
追加でソイワックスを注ぐ
30分~1時間すると、最初に注いだところよりもかさが減ります。
写真のように穴が開いてしまうこともあります。
なので、先ほど残しておいたソイワックスを再び熱して溶かします。
型に流し入れます。
ちなみに、この追加でソイワックスを入れる作業をしないと……
上の写真のように仕上がりに差が出てしまうので、少し手間はかかりますが、追加でソイワックスを入れるようにしてください。
乾燥させる
型に入れた状態で最低でも3時間は乾燥させます。
時間がある時は、1晩置いてから型から取り出すと安心ですね♪
キャンドル型から取り出して完成!
最後に型から取り出して完成です!
キャンドルの下の部分のタコ糸は必要ないので、できるだけ短く切ります。
上の部分は、結んだり、リボンをつけたりしても可愛いですね。
私はシンプルに結んでみたり、タコ糸を短くしたりしてみました。
他の種類のキャンドルと一緒に並べて飾ってもかわいいです♪
インテリアとして活躍しそうです♪
片付け方法
最後に、使ったものの片付け方法を紹介します。
残ったソイワックス
ホーロー鍋に残ったソイワックスは、捨てられる容器に流し入れて固めます。
固まると簡単に捨てられます。
ロウがついた用具
ソイワックスが固まってロウがついてしまったホーロー鍋や温度計は、軽く加熱して拭き取ります。
やけどしないようにわりばしを使って、キッチンペーペーで拭き取ればとてもきれいに拭き取ることができます。
まとめ
いかがでしたか?
今回はソイキャンドルの中でも定番のボンボンキャンドルの作り方を紹介しました。
意外と簡単に作れるので、ぜひ自分オリジナルのキャンドルを作ってみてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。